高濃度のオゾンは非常に強い酸化力を持ち、ウィルスだけでなく人体にも影響が及びます。
エアピュアはオゾンを安全にコントロールするため、放出するオゾンを強力な放電システムによって除去し、人体に影響が及ばない0.1ppmを超えないように濃度を調整します。
また、ファン + コロナ放電によって発生する気流が室内の空気を循環させるため、殺菌力が高い空気清浄機となっています。
オゾン濃度をコントロール
微量であってもオゾンに殺菌力があることは周知の事実で、オゾン発生の方法は、放電によって作る方式からプラズマで作る方式までいろいろあります。
エアピュアでは、過去に水殺菌用のオゾン水製造装置や、次亜塩素水の電気分解による洗浄水、ホテル用の客室脱臭装置など、紫外線やオゾンを活用した商品開発を行ってきました。
オゾンをうまくコントロールできれば、非常に有効な殺菌方法となります。しかし、放電でオゾンを生成する方法は濃度のコントロールが難しく、開発に苦労をした経験があります。
また、トイレのような湿度の高い場所に設置すると、すぐ電極の周りに白色の硝酸塩(尿、洗浄薬品等)がたまり、メンテナンスが大変たったことを思い出します。
とはいえ、オゾンの発生量を下げると殺菌効果が落ちたり、殺菌に時間がかかるので、オゾン発生量の調整はそれほど単純ではありません。
様々な試行錯誤の中で、最終的に到達したのが、紫外線CCFLランプ(オゾン、殺菌線)を使ったオゾン発生です。この方法なら、部屋の大きさや用途に合わせてランプや出力(W)を選定するだけで、オゾン発生量をコントロールできます。
紫外線ランプから出る以下の波長によって殺菌とオゾン発生が行われます。
殺菌線‥‥‥波長253.7 nm
オゾン線‥‥‥波長184.9nm
室内のオゾン放出量も環境基準を超えないレベルに保つことができます。