オゾンは業務用の医療機器や、食品工場の食中毒対策といった用途に使われており、食中毒の原因菌に対する効果は十分に実証されています。
しかし、オゾンは目に見えないため、実際の除菌効果は測定しないとわかりません。特に食品工場や飲食店では、細菌の汚染度を事前に知るための検査が必要です。
オゾン発生装置の導入前検査
エアピュアではオゾン発生装置の除菌効果をお客様の目で確認していただけるように、導入前の細菌ふき取り検査や、CO2の測定等を行っています。
また、短時間でオゾン殺菌の効果を見ていただけるように、シャーレによる浮遊菌の採取培養を無料で行っています。
その検査結果を踏まえて、最適なオゾン発生装置をご提案いたします。
また、導入した後で再度作業環境を測定し、オゾン発生装置の導入前と後の違いを報告書にまとめてお渡しします。
導入後は定期的に訪問して、メンテナンスや利用環境の計測を行います。
特別遠距離でない場合は、メンテナンスや利用環境の計測を無料で行います。お気軽にご相談ください。
オゾン殺菌試験結果報告書
エアピュアでは、オゾン発生装置を購入されたお客様に対して、オゾン殺菌実施前と実施後のデータをまとめた、「オゾン殺菌試験結果報告書」をお渡ししています。
- オゾン殺菌、脱臭実施調査の経緯
- オゾン試験の見取り図、及び検査ポイント
- オゾン殺菌効果
- その1 調査箇所・検体検出状況
- その2 オゾン殺菌効果及び所見
検査データには、現状および所見を記載しております。
検査結果は文章だけでなく画像も表示して、オゾン発生装置の利用前と後の状況がわかるようにしているので、オゾンを安心してご使用いただけます。
それ以外の補足資料として、オゾン殺菌の必要性やオゾンを使うメリット、安全に利用するための説明書も必要に応じてお渡ししています。
食中毒菌検査の実例 レストラン厨房
レストランの厨房で実施した食中毒菌検査の実例をご紹介します。
食中毒菌検査の調査ポイントは以下の6か所を選びました。シンクや取手、作業台は人の手で触れることも多く、細菌類が繁殖しやすい場所です。
拭き取り検査による食中毒菌チェック
表面の拭き取りで採取した菌体(一般細菌、大腸菌、ビブリオ菌、ブドウ球菌)はシャーレーによる培養を行い、食中毒菌の検出状況をチェックします。
- シンク1
- シンク2
- 大型冷蔵庫取手
- 台下冷蔵庫取手
- 調理作業台の上
- 洗い場シンク
まずはシンク内部の拭き取りを行います。
続いて、手で触れることが多い冷蔵庫の取手や、作業台の上を拭き取ります。
拭き取り後の検体は持ち帰って培養し、食中毒菌の検出状況をチェックします。また、オゾンの殺菌効果を正確に見極めるため、検査を行った時刻や温度、湿度等を正確に記録していきます。
食中毒菌の調査結果報告書を作成
採取した食中毒菌の検体(一般細菌、大腸菌、ビブリオ菌、ブドウ球菌)は、シャーレーによる培養を行い、オゾン殺菌処理前と処理後の結果標本を作成します。
細菌拭き取り検査の実施内容は報告書にまとめ、調査ポイントの詳細な見取り図や、オゾン殺菌効果(菌体検出状況)の判定、衛生面での所見や注意点などを記載しています。
このように、食品工場やレストラン厨房の各ポイントでふき取り検査を実施し、シャーレーによる培養を行うことで、オゾン発生装置の殺菌効果が目に見える形でわかります。
また、オゾン発生装置導入後は、その効果がわかるように環境の計測にお伺いするとともに、定期的にオゾン発生装置のメンテナンスを行い、日々の営業や衛生管理が止まることのないように配慮いたします。
新規でオゾン発生装置を導入されるお客様には、事前に食中毒菌の検査を行い、その調査結果を踏まえて施設に最適なオゾン製品をご提案いたします。